経験談から語る 孤独死からでも広がる新型コロナウイルス

 自宅や。高齢者施設などで死亡し、全国の警察が事件性の有無などを確認するために取り扱った事案のうち、新型コロナウイルスの感染が確認されたケースが8月は250人で、過去最多となったというニュースが13日に出ました。

 

 都道府県別では、東京で最多の112人、埼玉23人、神奈川22人、大阪20人と続き、生前の検査で感染が確認が判明していたのは、132人で、残りの118人は死後に判明したとのこと。

 

 私は、過去に警察官として働いており、過去に同様のケースがあった。

 

 事案の内容は、マンションの一室から異臭がするという内容で、警察官はこの通報を受けた段階で腐敗しているなとある程度予測していきます。

 

 しかし、私が働いていた当時、一回目の緊急事態宣言が発令される前ということもあり、マスクや手袋などはするものの、コロナウイルスへの危機感はそこまで感じて働いてはいなかった。

 

 警察としては、コロナ関連の事案には防護衣を着用するように指示は来ているが、防護衣の数にも限界があり、なにより、事案は一日で何度もあり、いちいち防護衣を着て事案に向かうなどという面倒なことはしません。

 

 その結果として、遺体はコロナウイルスに感染しており、取り扱った警察官は全員濃厚接触者としてPCR検査を受け、検査結果が出るまでの自宅待機が命じられる。

 

 それが一人ならいいが、複数人いるとクラスターとなり、その警察署の警察官が全員自宅待機、ほかの警察署や機動隊の人を応援で呼ぶが、それこそ色々な場所の人が交じり合い仕事をし、自分の署や隊に戻った時に、感染を拡大させてしまう。

 

 医療従事者や医療体制が不安な中、警察官もワクチン接種を受けているとはいえ、新型コロナウイルスの感染に気を付け、日本の治安維持に努めていただきたい。

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