児童虐待の報道 しかし、本当の殺人者は

 

 9月22日に大阪府摂津市で三歳の子供が熱湯をかけれれて死亡したとのニュースがありました。

 容疑者は、子供の母親と同棲中の無職23歳の男で容疑者は容疑を否認している。

母親は、今年5月ごろ市に対して「男が長男のほほを叩いた」と相談していた。

母親の友人も市の生活保護に対して「離してほしい、このままでは子供が死んでしまう」などと相談していたという。

 

 一見このニュースを見たら、「無職の男はろくでもないやつだ」や、「市は相談を受けていたのに何もしなかったのか」などと思われると思いますが、私は、母親のせいでこの少年が亡くなってしまったと思います。

 

 私も元々警察官として働いていた時に、虐待の事案は何度も取り扱っていますが、虐待なのかの判断が非常に難しいのです。

 報道はされませんが、子供が助けを求めていても、嘘であったり怒られたから腹いせに警察や周りの大人にに相談をするというケースが非常に多いのです。

 そのため調査をしてからでないと、市の職員や警察も動きにくいのです。

 

しかし、母親が本気でわが子を思うのであれば、男に別れを告げ、それでもしつこく迫ってきたりするのであれば、ストーカーや不法侵入などの刑事事件にして男を逮捕したらいいのです。

 後になって、「市に相談はしていました」は、言い訳以外の何物でもないと思います。

 

幼き命を奪った男は最低ですが、わが子を本気で守ろうともせず、殺されてから逃げている母親も同罪だと思います。

 日本は少子高齢化社会で介護での問題も多いですが、若い層の児童虐待育児放棄も問題になっていきそうな感じがします。

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